精神科P8

心理士T先生との面談。

新学期

学童で仲の良い友達が集まったクラスであり、男子や女子のようなグループ分けもなく、楽しく過ごしている。保育園時代を含め初めての男性担任とも、うまくやっている。時々Fがクラス訪問しているらしい。学業面では可もなく不可もなくという具合で、国語も頑張っている。人気シリーズ本以外、読書には興味なし。

おむつ卒業

新学期に向けて、自ら夜間のおむつ卒業に努め始めた。まだ週に1〜2回失敗しているが、失敗なら洗濯すれば良いと言い聞かせ、見守っている。

ごっこ遊び

Fを交えてごっこ遊び、ボードゲームをするように。母親の目には、精神年齢は5歳児くらいか。

→空想や再現を伴う遊びをしながら、思考整理している可能性。

笑えない冗談

エープリルフールの日の「今日は4月1日ではない」とか、勝負後の「負けるが勝ち」のような納得し難い種類の冗談に対し、癇癪を起こす。

間違いの指摘

状況に構わず間違いを間違いであると指摘する可能性がある。

→他人に偉ぶっていると言われたり、嫌な思いをしないように、信頼できる人に報告をして満足するように仕向ける。状況により、どのような損なことが起こり得るかを考えさせること。

初めてが苦手

Fの欠席日にFのクラスへ連絡帳を届けに行く、Fと共用する道具をFのクラスへ借りに行く、のような未体験、予定外のことに恐怖を感じて号泣する。

→事前に報告するタイミングを決めた上で担任に具体的な内容を報告し、担任が「分かった、行っておいで」と言うような状況を生み出すと、Pのルールに従う行動傾向から、実行しやすくなる。

趣味特技

プログラミングの体験を大いに楽しむ。来月は運動系の体験をする予定。好きなことの発掘、嫌なことを忘れるための趣味特技を探すのを続けている。

→運動系ならば、チーム連携が必要でポジションが決まった球技よりも、ゴールが明確な個人競技、陸上やクライミングが好ましい。

気付き、思春期に向けて

自己肯定感の維持、理不尽さをどう受け止めるかの準備。

→1つで良いから誇れる点、Fにも負けない点を作る。〜できるという自信を持ち、〜できるからこれを選択する、に繋げる。