欧米人が沈黙するとき 異文化間のコミュニケーション

https://www.taishukan.co.jp/smp/book/b196801.html

内容説明
文化を異にする人々の間で何か問題が起こると、しばしば欧米人の論理でことが片づけられ、日本人の立場は無視されがちである。コミュニケーションにおける日本人と欧米人の特徴・思考過程・価値観などを解明し、欧米式論理に反論する。
目次
私と異文化との出会い――序にかえて

【第1部:欧米人が沈黙するとき――“日本人は何故、口数が多いのか”】
「この間はどうも…」――感謝の気持ちのあらわし方
アメリカ人は恩知らず”
“日本人は勘定高い”
「すみません」
“万事穏便に――人間関係の潤滑油”
“有罪の自己宣告”
「何もありませんが…」「じゃあ、レストランに行きましょう!」――謙譲表現をめぐって
「粗茶ですが……」
「どうぞよろしく」「こちらこそ」
「娘をよろしく」
「主人をよろしく」
プライベートな質問
「どうして子供がないの? ご利益のあるお寺にお詣りしたら?」
「一杯飲みにいきませんか。忙しいって? 何の用?」――誘い方・断わり方

【第2部:日本人が沈黙するとき――“欧米人は何故、口数が多いのか?”】
「夜遅くまで、ご熱心な練習ですこと。……」――苦情の述べ方
「イエスですか、ノーですか」「お茶をもう一杯どうぞ」(婉曲表現・配慮)
「ご意見をどうぞ」「お骨折りに感謝いたします」(タテマエ・立場)
「窓をあけてもいいですか」「……」(私一人にきかれても、答えられないわ)
根まわし
酒とコミュニケーション

異文化間のコミュニケーションを促進するために

あとがき